衛星測位システムと衛星測位の概要

測位技術の基礎知識

衛星測位システムとは

人工衛星を利用して現在位置を計測するシステムを衛星測位システム(Navigation Satellite System)と呼び、その中でも、全地球を利用可能範囲とするシステムを「GNSS」、特定地域向けのシステムを「RNSS」、静止衛星を使って航空機向けに補正信号を送出するシステムを「SBAS【エス−バス】」と呼び区別しています。

衛星測位システム

全地球航法衛星システム

地域域航法衛星システム

(静止衛星型)衛星航法補強システム

衛星測位の概要

3つのパートから成り立っています

衛星測位を行うためには衛星以外に、衛星を運用管制する「地上局」、ユーザー側である「受信機」この3つが必要になり、それぞれ「スペースセグメント」「コントロールセグメント」「ユーザセグメント」と呼ばれます。

衛星測位の3つのパート

スペースセグメント

人工衛星そのものを指します。

コントロールセグメント

主制御局と監視局に分類され、衛星の軌道や時刻、健康状態を監視することで、衛星の軌道情報を予測し、航法メッセージを更新します。

ユーザセグメント

人工衛星からの信号を捕捉かつ追尾しながら解読し、位置推定に必要な観測情報を探し出し、それらを利用して位置、速度時刻を推定する受信機。
受信機さえあれば、放送される電波を受信して、世界中どこでも測位ができます。