お知らせ

グローバル測位サービス株式会社への出資に関するお知らせ

マゼランシステムズジャパン株式会社 グローバル測位サービス株式会社へ出資
MADOCAを用いた高精度衛星測位技術の発展と事業化を推進、プレゼンスの拡大を目指す

マゼランシステムズジャパン株式会社(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役:岸本 信弘、以下「当社」)は、グローバル測位サービス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:小澤 秀司、以下「GPAS」)に対して出資したことをお知らせいたします。

出資の背景

当社は、GPSに代表される測位衛星(GNSS)を利用し、より正確かつ高度な位置情報や時刻を算出する技術の開発を主たる業務とする、研究開発先行型企業です。
今回の出資先であるGPASは、高精度軌道・クロック推定ソフトウェア(以下、「MADOCA(※1)」)を用いた実証実験等を通じて、数年以内を目処にセンチメートル級のグローバル精密衛星測位サービスの事業化を目指しております。 当社は、本出資を通じてGPASとの連携を強化し、実証実験が進められているMADOCAを用いた高精度衛星測位技術の発展と事業化を推進する事で、日本および世界の高精度衛星測位市場に於けるプレゼンス拡大を目指すものであります。
また、2017年12月に販売代理店契約を締結した豊田通商株式会社とは、今後拡大が見込まれる日本および世界の高精度衛星測位市場において当社の製品を活用した新サービスの創出等で協業し、当該技術に関連した事業を拡大してまいります。

※1.Multi‒GNSS Advanced Demonstration tool for Orbit and Clock Analysisの略。

GPASの概要

商号 グローバル測位サービス株式会社
本社所在地 東京都中央区銀座八丁目17番5号
代表者 代表取締役 小澤 秀司
事業内容 センチメートル級の精密衛星測位サービスの事業化に向けた実証実験 等
設立年月日 2017年6月15日

これまでの当社の実績

従来は主に測量用途に利用されていた搬送波測位(※2)方式を、独自の技術によりローコスト化し、高精度な衛星測位が可能で実用に耐えうるL1 Multi GNSS RTK受信機として、2010年に結実。 本技術分野に於ける世界的パイオニアです。
また、トラクターを始めとする農業機械や建設機械、車両、ドローン、ロボット等の自動運転用として、L1 Multi GNSS RTK受信機と独自開発したIMU(※3)との高度カップリングシステム(高精度GNSS慣性航法システム)を構築いたしました。なお、この高精度GNSS慣性航法システムは、CEATEC AWARD 2015のソーシャル・イノベーション部門でグランプリ(※4)を獲得しております。

さらに、直近では既に開発が完了したQZSS対応のセンチメートル級受信機で、CEATEC AWARD 2017の最高栄誉の一つである総務大臣賞、QZSS対応のセンチメートル級受信機およびIMUで、第3回宇宙開発利用大賞 国土交通大臣賞(※5)を獲得しております。

※2.受信機から衛星までの距離を搬送波の波数と位相差から位置を測位する方法
※3.Inertial Measurement Unit、慣性計測装置
※4.http://www.ceatec.com/2015/ja/award/award01_02.html#awSocial
※5.http://www.uchuriyo.space/taishou/

全てがコネクトされる近未来において安全かつ安心がより大きく担保される為には、精度の高い位置情報や時刻情報は今後更に重要になってくると考えられております。
これらの大きな社会的ニーズに対応出来るよう、当社の衛星測位技術や製品がより多くの国や地域、多様な事業領域で活用され、社会の公器として普及していくよう取り組んで参ります。